SQL Server 2019の主要な機能強化とインストール方法について、具体的なコード例を交えながら詳しく解説します。あなたのデータベース環境をどう進化させますか?
SQLServer バージョン確認の方法とエディション判別ガイド
SQL Serverのバージョンとエディションを確実に確認する方法を詳しく解説します。Management Studioやコマンドラインなど、様々な確認方法がありますが、あなたの環境に最適な方法はどれでしょうか?
Management Studioを使用したバージョン確認は、視覚的で分かりやすい方法です。以下の手順で確認できます:
-- より詳細な情報を取得する場合は以下のクエリを実行
SELECT SERVERPROPERTY('ProductVersion') AS Version,
SERVERPROPERTY('ProductLevel') AS Level,
SERVERPROPERTY('Edition') AS Edition
コマンドラインからバージョンを確認する方法は、自動化やスクリプト作成時に特に便利です:
-- バージョン情報を表示する基本的なクエリ
SELECT @@VERSION
-- より詳細なバージョン情報を取得
SELECT SERVERPROPERTY('ProductMajorVersion') AS MajorVersion,
SERVERPROPERTY('ProductMinorVersion') AS MinorVersion,
SERVERPROPERTY('ProductBuild') AS BuildNumber
各エディションの特徴を理解することは、システム設計において重要です:
エディション | 主な用途 | メモリ制限 | プロセッサ制限 |
---|---|---|---|
Express | 開発・学習用 | 1GB/4GB | 1コア |
Standard | 中規模環境 | OS上限 | 24コア |
Enterprise | 大規模環境 | OS上限 | OS上限 |
バージョン番号は以下の形式で構成されています:
例:バージョン15.0.4198.2 の場合
バージョン確認時によくある問題とその解決方法:
-- インスタンス名の確認
SELECT @@SERVERNAME
-- 現在のユーザー権限の確認
SELECT IS_SRVROLEMEMBER('sysadmin')
-- コマンドプロンプトで実行
sqlcmd -L