SQLiteの基本から応用まで、実践的なコード例とパフォーマンス最適化のテクニックを解説します。初心者でも理解できる形で、高度な使い方まで網羅していますが、あなたのプロジェクトに最適な使い方とは？
SQLiteの使い方とデータベース操作の基本ガイド
SQLiteの基本的な使い方からPythonでの実装方法まで、実践的なサンプルコードを交えて解説します。初心者でも理解できる形で説明していますが、実務で使える内容も含まれています。SQLiteを使って効率的なデータ管理を始めてみませんか？
データベースの作成から基本的な操作まで、順を追って説明していきます。
-- データベースの作成
sqlite3 mydb.db
-- テーブルの作成
CREATE TABLE users (
id INTEGER PRIMARY KEY,
name TEXT NOT NULL,
email TEXT UNIQUE
)
-- データの挿入
INSERT INTO users (name, email) VALUES ('山田太郎', 'yamada@example.com')
Pythonを使用したSQLiteの実装例を紹介します。
import sqlite3
# データベースに接続
conn = sqlite3.connect('example.db')
cursor = conn.cursor()
# テーブル作成
cursor.execute('''
CREATE TABLE IF NOT EXISTS products (
id INTEGER PRIMARY KEY,
name TEXT NOT NULL,
price INTEGER
)
''')
# データ追加
cursor.execute("INSERT INTO products (name, price) VALUES (?, ?)", ("商品A", 1000))
conn.commit()
SQLiteでは以下のデータ型が利用可能です：
| データ型 | 説明 | 用途例 |
|---|---|---|
| INTEGER | 整数型 | ID、数量 |
| TEXT | 文字列型 | 名前、説明 |
| REAL | 浮動小数点型 | 価格、測定値 |
| BLOB | バイナリデータ | 画像、ファイル |
| NULL | 空値 | 未設定値 |
データベースのバックアップと復元は以下のコマンドで実行できます：
-- バックアップの作成
.output backup.sql
.dump
-- 復元の実行
.read backup.sql
パフォーマンス最適化のためのポイントをまとめました：
-- インデックスの作成例
CREATE INDEX idx_name ON users(name)
-- VACUUMの実行
VACUUM
-- キャッシュサイズの設定
PRAGMA cache_size = 2000