SQLで1日前のデータを取得する方法について、具体的なクエリ例と実践的なテクニックを解説します。データベース別の違いや注意点も含めて、より効率的なデータ抽出方法を知りたくありませんか?
SQLミリ秒でデータベースの時刻精度を向上するテクニック
データベースでミリ秒単位の時刻管理が必要なケースが増えています。SQLでミリ秒を扱うための基本から応用まで、実践的なコード例を交えて解説します。あなたのシステムは正確な時刻管理ができていますか?
MySQLでは、DATETIME型とTIMESTAMP型でミリ秒の精度を指定できます。精度は最大6桁(マイクロ秒)まで設定可能で、以下のように指定します:
CREATE TABLE time_log (
id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
event_time DATETIME(3), -- ミリ秒精度
created_at TIMESTAMP(6) -- マイクロ秒精度
)
現在時刻をミリ秒精度で取得するには、以下のような関数を使用します:
-- MySQL
SELECT NOW(3) -- ミリ秒精度の現在時刻
SELECT CURRENT_TIMESTAMP(3) -- 同上
-- SQL Server
SELECT SYSDATETIME() -- マイクロ秒精度の現在時刻
ミリ秒を含む日時の計算には、専用の関数を使用します:
-- 時間差の計算(ミリ秒)
SELECT TIMESTAMPDIFF(MICROSECOND,
'2024-01-01 00:00:00.000',
'2024-01-01 00:00:01.123') / 1000 AS diff_milliseconds
-- ミリ秒の加算
SELECT DATE_ADD('2024-01-01 00:00:00.000',
INTERVAL 500 MICROSECOND)
ミリ秒精度のデータを扱う際は、以下の点に注意が必要です:
ミリ秒精度が特に重要となるケースを紹介します:
MySQLの公式ドキュメント - 小数秒の取り扱いについて詳細な説明があります