データベース操作の基本となるSQLの4大命令について、実践的なコード例を交えながら詳しく解説します。初心者でも理解できる基礎から、実務で使える応用テクニックまで、どこまで理解できるでしょうか?
SQLの使い方とデータベース操作の基本を解説
データベース操作に欠かせないSQLの基本的な使い方から実践的なクエリの書き方まで、具体例を交えて詳しく解説します。SQLを使いこなすためには何から始めればよいのでしょうか?
データベースの基本操作はCRUD(Create、Read、Update、Delete)と呼ばれ、以下の4つのコマンドで実現します:
-- データの取得(Read)
SELECT * FROM テーブル名
-- データの追加(Create)
INSERT INTO テーブル名 (列1, 列2) VALUES (値1, 値2)
-- データの更新(Update)
UPDATE テーブル名 SET 列1 = 値1 WHERE 条件
-- データの削除(Delete)
DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件
テーブルの作成には以下のような構文を使用します:
CREATE TABLE ユーザー (
id INT PRIMARY KEY,
名前 VARCHAR(50),
年齢 INT,
メール VARCHAR(100)
)
より複雑なデータ検索には、WHERE句やJOIN句を組み合わせます:
SELECT 顧客.名前, 注文.商品名
FROM 顧客
JOIN 注文 ON 顧客.id = 注文.顧客id
WHERE 注文.金額 >= 10000
ORDER BY 注文.日付 DESC
頻繁に使用するクエリはビューとして保存できます:
CREATE VIEW 売上サマリー AS
SELECT
部署名,
SUM(売上額) as 合計売上,
COUNT(*) as 取引件数
FROM 売上テーブル
GROUP BY 部署名
クエリのパフォーマンスを向上させるためのポイントをご紹介します:
これらの基本を押さえることで、効率的なデータベース操作が可能になります。実際の開発現場では、これらの操作を組み合わせて複雑なビジネスロジックを実現していきます。