データベース操作の基本となるSQLの4大命令について、実践的なコード例を交えながら詳しく解説します。初心者でも理解できる基礎から、実務で使える応用テクニックまで、どこまで理解できるでしょうか?
SQL命令文とデータベース操作の基本とSELECT文の実践的な使い方
データベース初心者でもわかるSQL命令文の基礎から応用まで、具体的なコード例を交えて解説します。SQLの4大命令を使いこなせるようになりませんか?
SELECTはデータベースからデータを取得する最も基本的な命令文です。以下のような基本構文で使用します:
SELECT カラム名1, カラム名2
FROM テーブル名
WHERE 条件式
具体的な使用例を見てみましょう:
-- 全てのカラムを取得
SELECT * FROM users_list
-- 特定のカラムのみを取得
SELECT name, age FROM users_list
-- 条件付きで取得
SELECT name, age FROM users_list WHERE age >= 25
データベースに新しいレコードを追加するINSERT文の基本構文は以下の通りです:
INSERT INTO テーブル名 (カラム名1, カラム名2)
VALUES (値1, 値2)
複数のレコードを一度に追加することも可能です:
INSERT INTO users_list (name, age)
VALUES
('山田太郎', 30),
('鈴木花子', 25),
('佐藤次郎', 35)
既存のデータを更新するUPDATE文と、不要なデータを削除するDELETE文の基本構文です:
-- データの更新
UPDATE テーブル名
SET カラム名 = 新しい値
WHERE 条件式
-- データの削除
DELETE FROM テーブル名
WHERE 条件式
実践的な使用例:
-- 給与の更新
UPDATE employees
SET salary = salary * 1.1
WHERE department = '営業部'
-- 退職者データの削除
DELETE FROM employees
WHERE retirement_date <= '2024-12-17'
より複雑なデータ検索を実現するための高度なSQL命令文を紹介します:
-- GROUP BYによる集計
SELECT department, AVG(salary) as avg_salary
FROM employees
GROUP BY department
HAVING AVG(salary) > 300000
-- JOINによるテーブル結合
SELECT e.name, d.department_name
FROM employees e
JOIN departments d ON e.department_id = d.id
効率的なSQL命令文の作成のためのポイントをまとめます:
これらの最適化により、データベースのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。